小生はこの問題で三つ問題を指摘したい。
まず一つ目。
沖縄の集団自決に日本軍が直接命令したかどうかについては現在のところはっきりしていない。むしろ直接命令はなかったのでない可能性が高まっている状況で、教科書記述を沖縄県の要求どおり日本軍の直接命令があったとする記述が適切かどうかという問題。
二つ目。
今回の教科書記述に関して公明党幹事長から記述の変更を示唆するような発言があったが、そもそも、現在の教科書検定制度は戦前戦中のような教育への政治介入を行わないことを前提としている。にもかかわらず、政治的に集団自決の記述を変更した場合、戦前戦中の「国定教科書」となんら変わらなくなるという問題。
三つ目。
沖縄県の主張どおり記述を変更した場合、特定アジアが再び、日本の歴史教育に介入指定くる可能性が高い。その場合特定アジアの主張を鵜呑みにして、日本の歴史教科書ではなく、特定アジアの歴史教科書となってしまう恐れがあるという問題。
現在のところ、渡海文相は記述の変更については教科書会社に直接指示する姿勢は示していないが教科書会社から修正申請があればその申請を検討するという姿勢である。残念ながら現状は記述変更の方向に動いているようであるが、もう少し上記の問題を検討しなければ大きな禍根を将来にのこすこととなるだろう。
関連過去記事(ないちょの雑記帳より)
日本の歴史教育が変わりつつある。〜沖縄集団自決旧軍強制説削除〜
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