1. 無料アクセス解析
ないちょの雑記帳・改
右へ左へそして斜め上、日々思想は駆け巡る。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
イージス艦「あたご」漁船衝突事件におもう
イージス艦あたご」と漁船との衝突事故が発生してから、一週間以上たった。マスコミの最近の報道を見ると、「あたご」側の過失と自衛隊・防衛省の不手際に焦点を置いた報道ばかりである。

しかしながら、実際のところはどうなのであろうか?
海上衝突予防法によれば、衝突回避のために以下のように義務付けている。

------------------------以下引用------------------------
(衝突を避けるための動作)
第八条  船舶は、他の船舶との衝突を避けるための動作をとる場合は、できる限り、十分に余裕のある時期に、船舶の運用上の適切な慣行に従つてためらわずにその動作をとらなければならない。
2  船舶は、他の船舶との衝突を避けるための針路又は速力の変更を行う場合は、できる限り、その変更を他の船舶が容易に認めることができるように大幅に行わなければならない。
3  船舶は、広い水域において針路の変更を行う場合においては、それにより新たに他の船舶に著しく接近することとならず、かつ、それが適切な時期に大幅に行われる限り、針路のみの変更が他の船舶に著しく接近することを避けるための最も有効な動作となる場合があることを考慮しなければならない。
4  船舶は、他の船舶との衝突を避けるための動作をとる場合は、他の船舶との間に安全な距離を保つて通過することができるようにその動作をとらなければならない。この場合において、船舶は、その動作の効果を当該他の船舶が通過して十分に遠ざかるまで慎重に確かめなければならない。
5  船舶は、周囲の状況を判断するため、又は他の船舶との衝突を避けるために必要な場合は、速力を減じ、又は機関の運転を止め、若しくは機関を後進にかけることにより停止しなければならない。
----------------------以下引用終わり----------------------

また法律では、進行方向右舷側から他の船が進路に近づいてくる場合、進路に侵入する他の船の進行を妨げないように進路変更しなければならないとしている。法律上では「あたご」側に回避の責任があり、マスコミ報道でもその点が強調されている。ただ、このとき漁船「清徳丸」はどのように回避行動をとったかについてはマスコミはほとんど沈黙して、小出しに断片的な報道が行われるのみである。

朝日新聞(2008年2月20付け)によれば、その時現場にいたほかの漁船がイージス艦の接近に気づき、盛んに無線交信を行い、うち一隻は大幅な進路変更を行っている。しかし問題の清徳丸は無線交信にも参加せず、大幅な進路変更を行っていない。つまりは清徳丸側も回避義務を怠った可能性があり、「あたご」にのみに衝突事故の責任があるとは必ずしもいえない。もちろん、次第に「あたご」側の不手際など明らかになってきており、どちらにより重い責任があるかといえば「あたご」側であろうことは推測できる。ただ、圧倒的にイージス艦より回避能力のある小型の漁船が漫然と「あたご」の進路に侵入しているようにも見える。その観点から考えると度現在のマスコミ報道には偏りを感じる。

今後この事故の捜査が進み、事故の全容が明らかになり同様な事故が起きない教訓となることを願ってやまない。

ブログランキング・にほんブログ村へ
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
すいません
チキソ様
すいませんせっかく久しぶりにコメントいただいたのですが、当方の手違いでコメントを削除してしまいました。
よろしければ、またコメントいただければと思います。
どうもすみませんでした。
2008/03/13(木) 06:31:00 | URL | ないちょ #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://daibadatta.blog116.fc2.com/tb.php/16-a06c9925
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。